白米だけでご飯が食べられない日本人、ぶなである。
そんな日本人への強い味方の納豆。
納豆の中でもぶなはミツカンの梅納豆がすごく好きである。
だが、常日頃から思っていた。
このタレ、矢印の方向に切ると確実に手が汚れる。

なんてイカれたデザインなんだ、よくこれで商品化したなと憤慨してリピートし続けていた。
今日はぶなが商品デザインの意図を微塵も汲み取れなかった話。
ミツカンの梅風味黒酢たれ納豆
見たことあるだろうか、これである。

燦然と輝く3%引き。たかが3%、されど3%である。たとえ100円程度の納豆だとしても三回3%で購入すればうまい棒と交換できる。
まろやか梅味が口に広がり、ただの醤油では味わえないほんのりとした酸っぱさが疲れた夕飯にも元気のない朝にも活力を与えてくれる。
最近生きる気力が底辺まで落ちてしまったぶなには染みる逸品である。
マジックカット
納豆のたれといえばマジックカット。あのどこからでも切れないと名高いマジックカットだが、ミツカンの袋はマジックカットではない。
代わりにとっても切りやすそうなギザギザがあしらわれている。

そしてここから切れと言わんばかりの矢印。
いかにも切って欲しそうな顔をしたギザギザ。
ここから切るだろう。しかも矢印があるのだから真ん中から切りたくなるのは当然の帰結。
たれを真ん中から切るとどうなるか
タレの袋を真ん中から切るとどうなるか。
想像に難くない。たれが指にかかる。加えて袋に数滴以上も残存し勿体ない。
なら端から切ればいいじゃないかと思うかもしれないが、じゃあこの矢印はなんだ。
どうしてこんなにも真ん中から切って欲しそうな顔をこちらに向けてくるんだ。
どうしてこんなデザインに!!!
調べてみた
その秘密を探るべくぶなはアマゾンの奥地へ......ではなく、Google先生に聞いてみることにした。
衝撃の事実がぶなを襲った。
下に引用する説明を見て欲しい。
袋を切らずに押すだけでたれを簡単に出すことができる、「押すだけプシュッ!と 梅風味黒酢たれ」がついた納豆です。紀州梅を使い、ほんのり甘酸っぱく、まろやかな味に仕上げました。独自の発酵方法と納豆菌で気になるにおいを抑えた納豆なので、さっぱりとした梅風味が味わえます。
袋を切らずに押すだけでたれを簡単に出すことができる?????
why ? 一体何がどうなっている。教えてくれ!
商品名を調べるべく手元に置いてあった納豆のたれをまじまじと見る。

......んん???

そこには堂々とかかれている「押し出す」の文字が。
押すだけで簡単にたれを出すことができる「押すだけプシュッと」
どうやらぶなが終始難癖をつけていた矢印は切るための矢印ではなく、押し出すための矢印だったようだ。商品説明も碌に読まずクレームを垂れ流すところだったぜ、危ない。
そんな押すだけプシュッと、実際使ってみると(なおリピートし続けて1年切っていた)今までの苦労が嘘のように手が汚れない。
実演してみた。見てご覧あれ。
これはすごい、凄すぎる。
全く手が汚れないぜベイベー。
数滴のお残しも許さない押し出し加減、これぞタレ袋の極地。
使い方はよくみよう
なんとこの押すだけプシュッとの使い方は納豆のパッケージ右上にもちゃんと載っている。
残念ながらぶなの購入した納豆は3%引きの圧が強く使い方の全貌を見せてもらうことは叶わなかったが、今までこれを完全に見逃していたのかと思うと少しだけ悲しくなる。注意力に欠けている。
だがしかし、同じ轍を踏んでいる人間が他にもいるに違いないと信じ、ぶなはこの記事を書き上げた。
今まで何も見ずに切っていた民。
そもそも梅納豆を買ったことがない民。
前納豆を愛する国民へこの梅納豆のタレと梅納豆自身の美味しく素晴らしい姿を広めたい。
意訳)買って試してみてください
納豆つながりで水戸納豆をここに供養。
buna-simeji.hatenablog.com
Twitter はじめました。
ミツカンに認知されてしまった。
み、みつかん……!? pic.twitter.com/GqD7lO7svC
— ぶな郎 (@buna_rou) 2021年7月15日
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