スキレット!!!
今日はこの話。
一人暮らしアヒージョの民
突然ですがぶなはよくアヒージョを作ります。
アヒージョはスペインの方の煮込み料理です。
オリーブオイルとニンニクで食材を煮込んだ料理のことで、「タパス」と呼ばれるスペイン南部の伝統的な小皿料理のひとつです。厳密には、アヒージョとはスペイン語で「小さなニンニク」や「刻んだニンニク」を表す言葉でしかなく、料理のことを指す場合は「食材名+アル アヒージョ」となります。
アヒージョとは? 作り方のコツとおすすめレシピ13選
こういうのとか

こういうのとか

こういうの。

大変凝った料理に見えますがこれら全てあっちの国でいう寄せ鍋みたいなもん(だとぶなは勝手に考えている)なので冷蔵庫にある野菜やきのこや期限の切れたハム類を全て突っ込んでできた食べ物である。
そんなぶな、定期的に食事画像を友人たちに見せつけているのだけど、ついぞ友人からご要望があった。
「スキレットのいいところを教えて」と。
語りましょう!
アヒージョを作るのに必須と言っても過言ではないスキレットについて!
主にこのスキレット、アヒージョにしか使われていませんが!
難しそうな使い方等、適当 of 適当に生きるぶなでも使いこなせる代物であることをここに書き記そうと思います。
スキレットは錆びる
そも、スキレットとは何かというと平たくいうと小さめのフライパンである。
このスキレット、一つ注意して欲しいことがある。
「鉄製の小型フライパン」なのだ。
まじで、再三に渡って念を押したいのだが、スキレットは鉄製の小型フライパンであるがゆえに普通に洗って普通に乾かすと大変に錆びる。もう本当に、絶望するくらい錆びる。
理工系大学に所属しながら鉄がさびることを失念していた購入当初のぶなには......
洗った次の日に真っ赤に染まった公園の鉄棒みたいな色をしたフライパンを見て、写真を撮るより先に驚愕と悲しみでいっぱいで困惑のまま洗い流した記憶がある。
つまり適切な処置をしないと人生で一度も見ることがないだろう色をしたフライパンとご対面することになるのだ。
スキレットの手入れ
スキレットの手入れは存外簡単である。
特に野菜と肉のまな板を分けたりしないタイプのずぼら料理人一人暮らし勢であれば、ぶなのやり方にしたがってもらっても大丈夫だと思う。(こだわる人は参考にするべきではない)
まず参考になる記事はこれ。
funq.jp
一旦ざっと流し見してもろて......
した?OK。
大きく分けて、購入直後に行う手入れと普段使いで行う手入れの二種類がある。
まず購入直後からいこう。
購入直後の手入れ
購入したらまず洗うこと。
これは商品としてのフライパンをコーティングするワックスを落とすためである。普通に洗剤つけてしっかり洗えば大丈夫。
水がついてるとこの後油入れた時に跳ねるし水で錆びるしでアレなのでそのまま空焚きしよう。何も入れず、フライパンの水が飛ぶまで加熱する。
からっぽの高熱フライパンが出来上がったら、サラダ油をフライパンに塗りたくる。持ち手まで熱くなっていることが多いので火傷に気をつけて欲しい。
キッチンペーパーを使ってサラダ油でコーティングしていくイメージで、溝やフライパンの裏まで塗り塗りしていくとよい。
※サラダ油と言ったが、世間にはスキレットに塗るおすすめのサラダ油なんてものもあるらしい。ぶな的にはいろいろ使ってみたけど別にサラダ油なら別に問題なく油膜が作れたと思う。知ったこっちゃない。
www.kanicamp.com
塗れたら再加熱。高温で一気に熱をかけていく。
そのうち鉄板の匂い(お好み焼き屋さんに入った時のあのにおい)がしてくるし煙ももくもくになる。
鉄に油かけて加熱しただけなのに?ってくらい煙が出るが火事でもない限り気にしなくて良い。換気扇は回したほうが良い。
煙の量が落ち着いて油が減った感あれば(当社比感で良い)火を止めて終了である。
全体的にはこれで終了。1日くらい置いて、錆び付いていないことを確認したら調理してみると良いのではないか。
普段の手入れ
普段の手入れとは書いたものの、さっきと同じである。
ぶなが普段行っている手入れをそのまま書こうと思う。
- 料理が終わったスキレットを洗う
お湯で流すだけなのが望ましいらしいが、別に気になるなら洗剤で洗っても良い(どうせ直後に油膜を作るため)。
ぶなはチーズがこびりついたりしてなければお湯だけかけてスポンジでゴシゴシ洗ったら終わりにしている。
洗剤を使うときはサラッと洗って終わる。
育てた油膜が剥がれてしまっては悲しいので、イメージとしてはハンバーグ食べた後の油に満ちた皿を触った時に「まだヌルッとするな......」みたいな感想を持ちそうなくらいで洗うと良いと思う。
中途半端に洗った感じって伝わるかね。
- 水を飛ばす
スキレットを火にかけて水を飛ばす。
水を飛ばしている間、他の洗い物を済ませると大変スマートだと思われます。お湯を出した後なので他の洗い物も洗いやすい。
なのでアヒージョを作った時、ぶなは一番最初にスキレットを洗って火にかけている。
- 油を塗る
水が飛んだら大さじいっぱいくらいのサラダ油を引いて、キッチンペーパーで薄めに塗り広げていく。
洗剤使って油を落とした印象が強いときはちょっと多めに塗ったりして。
本当はスキレットの持ち手とか裏とか側面とかしっかり塗るんだけど、3回くらい使って、ある程度側面や裏側に油膜がついてきた感じになってからサボっている。
気が向いた時にミトン使って(まじで加熱してると持ち手が熱いので気をつけて欲しい)スキレットの裏とかを塗る。
- 加熱
時間を測っていない。煙が出てお好み焼きやの匂いが出てきたら後少しで、そのうち煙が落ち着いてほんの少し油がスキレットに残った状態になったら火を止める。
さっきと同じだがまとめると
- お湯で洗う
- 加熱して水を飛ばす
- サラダ油をいい感じに塗る
- 煙が落ち着くまで加熱
他の洗い物と並行して行うと別に気にならない作業感になる。
参考にしてたもの
まず記事
funq.jp
さっきのだね。記事だけではイメージが湧かないのでYouTubeもみると感覚を掴みやすいと思う。
www.youtube.com
野菜を炒めてはいないけど大体これに沿って最初やった
www.youtube.com
シーズニングをふわっと理解したいならこの辺でもいいと思うし
www.youtube.com
説明書的に使うならこれがシンプル。ぶなは最近ここまで油の量を使っていないので見直してびっくりするなど。
何を買えばいい?
ぶなが使ってるのは近所のスーパーで売ってた800円くらいのスキレット。直径15cmくらい。
一人暮らしで食べるなら15cmで問題ないと思う。正直許容量オーバーで作れちゃうので困ってない。
百均とかにも最近は売っているらしいが、その辺の性能は調べてないのであしからず。
何に使える?
使ったことないけどパンケーキが綺麗に焼けるらしい。
ぶなはさっきカプレーゼを焼くのに使ってみたがチーズがいい感じに焼き目がついて大満足になった。
あとは普通に肉に対する火の通りがいいので肉を焼くのに使ってる人をよくみるかもしれない。
何はともあれアヒージョだ!
アヒージョを食え!
ちょっと良いオリーブオイルに鷹の爪とニンニクを入れて冷蔵庫にある余った野菜や肉、きのこをぶち込んで煮込むんだ!それだけでいい。まじでそれだけで幸せになれるのでぜひ試して欲しい。レシピいらずで作れるご飯さいこう。
おわりに
ぜひみんなもアヒージョのためにスキレットを買って欲しい。
そんなに高い買い物にはならないと思うので、特にワインを好む人は騙されたと思って一緒に食べて欲しい。
アヒージョ自体、ネギを入れたり鳥胸肉を入れたり海産物を入れたり明太子を入れたりチーズを入れたり無限大の料理幅があるので一人暮らしを豊かにすること請け合いである。
最後におすすめのオリーブオイルを見繕ってきたので貼り付けておく。
昨年の誕生日にいただいたオリーブオイル。大変おいしいアヒージョができた素敵な油。
オリーブオイル、アヒージョを作ろうとするとめっちゃ使うし足りなくなるので大きめに買っておくのがおすすめです。
今日はこれまで。それでは。
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