ぶな記

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洗顔する時に泡を立てる意味、解説してみた。

世間では洗顔をするときに泡を立てろと口酸っぱく言われている。

「立てとるわい!」と思いながら洗顔をし続けて20余年。


泡の立て方が間違っていたことが判明した。今日はその話。


今までの泡の立て方

特にこだわりがないので、使用している洗顔は母親が使用しているものをそのまま流用している。

二本あるので二つとも紹介する。
一つはsoftymoのクレンジングウォッシュ(ピンクの方)。
もう一つはBioreのスキンケア洗顔料。



洗顔剤の良し悪しなどはわからないのであしからず。使ってみたものはこれですよ、という紹介。


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これをまず手の平に既定の量(裏面に書いてあるくらい)乗せて、水を掛ける。


そのまま顔にべちっとつけ、広げて
顔で泡立てる


泡が足りないなぁと感じたら水を足して泡泡にする。



満足したら水で流す......と言った時短極まりない洗い方だったのだが、これは間違っていた。

正しい洗い方


まず泡は顔で泡立てるものじゃない。


洗顔剤を手で正しく泡立てると、こうなる。


洗顔剤を手だけで泡立てた結果



もこもこだなぁ!

これを初めてみたときは本当にびっくりした。
洗顔剤、こんなに泡立つんだと。


べちんこ。

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で、実際に参考にした泡立て方は、動画参照。
この辺とこの辺。
www.youtube.com
www.youtube.com

朝じゃ忙しいからこんなん泡立てる時間ないわ〜って人でも前者動画の方なら
30秒で泡立てることができる。


簡単な流れだけ抜粋すると

  1. 手の平でペースト壊して伸ばす
  2. 水を少しずつ入れて混ぜる
  3. 水と空気を混ぜるようにグルグルする
  4. 泡がきめ細かくないなら押し潰して細かくする


と言った感じ。特に難しいことはしていないが、少し慣れが必要だったので、
初めてやる人は時間があるときに試してみた方がいいと思う。

忙しい朝、無理に試して失敗したら二度とやらなくなってしまうから。



どう変わるのか

一言で言うと
もちもち具合が違う


元々そんなに肌質がカサついている方ではなかったが、年の衰えか、高校生の時より冬になると乾燥し、花粉症の薬を飲むと肌荒れするようになった。


それに対策するように適宜化粧水などをつけていたのだが、
それよりも格段に効果が出た。

保湿感は今まで以上だし、触った時のもちもちには感動する。


洗顔した後、あまりのもち加減に自分で自分の頬を「むにぃ〜〜〜〜」ってしたくなるくらい。


泡立て方を知らなかった友人も被検体にしたが、やはりもちもちである。
すごい。

気のせいではないのか

自分も気のせいかな、と思った。
人は思い込みで病気も治せるので、泡はすごい!と言う思い込みで
ほっぺももちもちになるかも
しれないしなと。


調べてみた。


www.kao.com

花王の研究員さんが答えてくださっている。

2019年の記事なので、比較的最近の話だ。どうやら以前までは洗浄力や肌への刺激を「洗顔剤の液の構造」などに着目して考えていたのだが、「泡」にも洗浄力に関係する効果があったことがわかったらしい。

私たちはさらに、従来は洗浄力とは直接関係しないと考えられていた「泡」に着目した研究を重ねたのです。

その結果、高密度泡なら、何もしなくても勝手に油を吸引するという新機能を発見したのです。つまり、洗顔料の泡を、粗い泡からきめ細かい泡質に変えることで、洗浄性を高めることができることがわかったのです」(坂井氏)


ここですね。


そして自分が冒頭で述べた「顔で泡立てるのは間違い」と言う根拠となる文章もある。

実験の結果、油の吸引は、粗い泡では生じず、しっかりと泡立てられたきめ細かい高密度泡特有の現象であることがわかりました。

具体的には、84%以上の高密度の泡特有と言うことだ。
なので、顔で泡立てた泡とも言えない泡では、顔の油の吸引力は落ちていると言うことになる。

加えて、よく言われている「肌に優しい」ことにも触れている。

「肌への刺激が低い洗浄成分(界面活性剤)はあります。ですがそれでも皮膚への接触はできるだけ減らしたいと考える方は多い。洗浄成分(界面活性剤)は泡と泡の間(水相)に保持されています。きめ細かく高密度な方が、たくさんある泡と泡の間に洗浄成分を保持して流れ出るのを抑えることができます。つまり、きめ細かい泡はその分、肌への作用が優しいということです。こうして泡の研究から、『優しく洗ってしっかり落とす』という機能を高い次元で両立するメカニズムを発見したのです。泡を変えるだけでこんなに変わるよという、とても新しい発想です」

結論

つまり結局、きちんと泡立てると

顔の油の吸引力も高まるし
肌に優しい

と言うことがわかった。どうやら思い込みではなく事実らしい。


ひとまず泡を立てるのはコツを掴むととても楽しいので、あわあわ〜
根拠も見つけたことだし、続けていきたいと思う。皆さんもぜひ。


ちなみに泡を立てるのに一生懸命になった結果。顔を洗ったら大惨事になりました。ご査収ください。


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参考にした動画の再掲。
www.youtube.com
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buna-simeji.hatenablog.com



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